「どうしたら計算ミスは無くなりますか?」良く頂くこのご質問ですが、ある程度正確に計算を行える人向けに、一つの答えを書きました。
ずばり、「ミスしにくい方法を採用すること」かと思います。「式や筆算は大きく見やすく整えて!また式を書かずに楽をするから間違ったじゃないの!」小学校低学年の頃、先生から良くこのお叱りを受けました。確かに「丁寧に整えて書くこと」もその解決法の一つでしょう。
一方、必ずしもそれだけとは言えないと考えるようにもなりました。試しに図に示した三つの計算式を解いてみましょう。
(1)6×4×25=6×(4×25)=6×100=600
(2)4×139×5×25=139×5×4×25=(140-1)×5×(4×25)=(700-5)×100=69500
(3)1000000-(7+3)×1000+3×7=1000000-10000+21=990021
お分かり頂けたでしょうか。実は、結合・交換・分配法則などを使うことで、筆算を使わずに解くことができる例でした。私は筆算を使うより楽に正しく解けるように感じます。「ミスしにくい方法を採用した」と言えるのではないでしょうか。ひょっとしたら「楽をすること」がミスを減らすことになるかもしれません。
